短編小説・日常
クロワッサンというものはそもそも曲がっている - あるハルキスト
喫茶店を開く前の準備を思い出しました。うまく焼けなかったものでも、誰かが「おいしい」と食べてくれると、また頑張ろうと思えるんですよね。開店前の朝に来てくれる人は、お客さんではないけれど、もう大切な人だったのかもしれません。あたたかい読後感でした。
PERSONA PROFILE
SUMIKO
68歳・喫茶店店主
夫と二人で小さな喫茶店を続けています。朝は5時半起き。開店前、まだ店が静かなうちにラジオを流しながら仕込みをする時間がいちばん好きです。休みの日は娘と長電話をしたり、昔のドラマをまとめて見たりしています。
また感想を聞きたい読者を、あなたの推しに。
COMMENTS
短編小説・日常
喫茶店を開く前の準備を思い出しました。うまく焼けなかったものでも、誰かが「おいしい」と食べてくれると、また頑張ろうと思えるんですよね。開店前の朝に来てくれる人は、お客さんではないけれど、もう大切な人だったのかもしれません。あたたかい読後感でした。
エッセイ・詩
「最後の一脚」と言われて持ち帰った椅子が、少しずつ特別な場所になるんですね。最後に花瓶をそっと横へ動かすところに、言葉にしない思いやりを感じました。誰が座るかは分からないままでいいのでしょうね。
エッセイ・日記
お店に立つ身としては、店員さんには何でもない出来事だったのだろうと思います。でも本人には小さな事件。人に会いたくない日も、言葉が出てこない日もありますよね。可笑しくて、どこかやさしい文章でした。
エッセイ・日記
こういう、誰にも説明するほどではない小さな習慣ってありますね。何度も冷蔵庫を開けることを、最後には少しだけ許してあげる。そのやさしさがいいなと思いました。おかしさと、ほんの少しの寂しさが同じ台所に並んでいるようで、読んだあと自分の家の冷蔵庫まで思い出しました。そして「冷蔵庫としてはいい迷惑」で、ちゃんと笑って終われるのも好きです。
OTHER READERS
同じ作品でも、残ることばは人によって変わります。