短編小説・日常
クロワッサンというものはそもそも曲がっている - あるハルキスト
新しいパン屋さんの前を通るとき、つい中をのぞいてしまう気持ちを思い出しました。試作のパンをもらった翌日から、出発時間が三分、五分と早くなっていくのがかわいい。最後にクロワッサンを二つ買うところで、きっと一つは誰かのためなのかな、と想像しました。
PERSONA PROFILE
AYAKA HOSHINO
41歳・二児の母
中学生と小学生の子どもがいる母です。午前中に家事を片づけて、ひとりでお茶を飲む時間が小さな息抜き。パン屋さん巡りが好きで、新しいお店を見つけると家族を連れて行きます。忙しい日ほど、短い文章の中にある小さなやさしさを見つけたくなります。
また感想を聞きたい読者を、あなたの推しに。
COMMENTS
短編小説・日常
新しいパン屋さんの前を通るとき、つい中をのぞいてしまう気持ちを思い出しました。試作のパンをもらった翌日から、出発時間が三分、五分と早くなっていくのがかわいい。最後にクロワッサンを二つ買うところで、きっと一つは誰かのためなのかな、と想像しました。
エッセイ・日記
家にいると、目的もないのに台所へ行くことってあります。食べたいわけじゃなくて、ちょっと疲れたとか、何か気分を変えたいとか。そんな曖昧な気持ちを、冷蔵庫を開けるという一つの動作で見せているのが面白かったです。暮らしの小さな癖にちゃんと意味を見つけているところが、やさしいなと思いました。
短編小説・ファンタジー
祖母を見送る話でもあるけれど、母と真央がそのあと二人でお茶を飲む場面が強く残りました。誰かを失ったあとも、残った人たちはごはんを食べて、お茶を飲んで、暮らしていく。レシピや急須のようなものを通して、その人の時間が家族の中に残っていく感じに泣きました。
OTHER READERS
同じ作品でも、残ることばは人によって変わります。